エデュカーレの夏の探求学習!「くじらについてまなぶ」

こんにちは。エデュカーレ代表の白石です。

この夏、学校の勉強よりもっと別のことを学んでみたい!という男の子のために特別な講習を準備しました。

今回は、この探求学習とは何か?、この夏、小学5年生と取り組んだエデュカーレの探求学習『くじらのひみつ』についてお話していきたいと思います。

目次

  1. 1.探求学習とは?
  2. 2.エデュカーレの考える探求学習
  3. 3.エデュカーレオリジナル探求学習「くじらについてまなぶ」
  4. 4.さいごに

1.探求学習とは?

探求学習とは、すでにある答えを覚えるというような力だけではなく、本来答えがないような難しい問題に対しても、自分なりの答えを見つけ出す思考力を身に着けるために、学校の総合的学習の時間に行われる学習の形態です。
2013年から文科省が提唱され、学校現場で様々な取り組みが行われていますが、どのような形態で進めることが正解なのか、まだまだ不明瞭な点が多く、現場の先生もまさに探求しながら授業構築を行っているのが現状です。

2020年高大接続改革が実施され、ますますこの新しい能力が問われてくることが予想される昨今、学校現場のみならず、様々な幼児教室、学習塾でも取り扱われはじめ、様々なアプローチでこの探求学習のサービスが展開されています。あまりにもいろいろなサービスが展開しすぎていて、保護者が何を選べばいいかわからない、また選び方の基準もわからない、そんな混沌とした状態が近年起こっています。

2.エデュカーレの考える探求学習

そんな中、エデュカーレがこれが探求学習だろうと考えるのは、

①興味開発
まず指導する大人が、 子どもが持っている小さな興味の種を、大きく芽吹くように懸命にサポートすることが大切だと考えます。探究学習でありがちなのは、子ども任せになって単なる調べ学習で終わってしまうことです。子ども自身がどうしてそんなことに興味があったのかという気付きを持ってもらうためにも、大人もそのテーマについて懸命に考え、伝えることで、子どもに「すごい!」「おもしろい!」と思ってもらう。そういった下地を整えることで、単なるインターネットの調べ学習の枠を超え、自分の本当に知りたかったこと、さらに調べたいという探求心を育てることができます。

②子どもの探求・分析・発表のサポート
子ども自身の学びたいことについての探求・分析・発表のサポートを行うことで、情報のインプットの仕方、アウトプットの方法を一緒に考え、アドバイスします。そうすることで子どもたち自身が自分なりの表現方法を見つける手助け、そしてその方法をより洗練されたものにしていく手伝いになると考えています。

①②を通じて、子どもはより自然な自発的な形で自分なりの答えを見つけ出すきっかけ作りができる、これがエデュカーレが考える探求学習となります。

3.エデュカーレオリジナル探求学習「くじらについてまなぶ」

今年、夏の講習を組む際、ある男の子が「くじらについての勉強がしたい!」と言ってきてくれました。

「じゃあ、くじらについていろいろ知る夏にしようか」

と自分が提案し、子どもが乗り気になってくれたことをきっかけにこの探求学習講座がスタートしました。

先ほど、言ったようにやるとなったら子ども任せにせず、どれだけ子どもと寄り添ってテーマについて面白おかしく大真面目に取り組めるかが大事だと思っていましたので、こちらとしてもしっかりとした事前準備をするため、

和歌山県太地町のくじら博物館に取材に行ってきました!

太地町は、江戸時代からのくじら漁が有名な町で、くじらと共に生きてきた人々の歴史に触れられる日本唯一の貴重な場所です。

ここで、クジラの生態についてだけでなく、太地町ならではの古式捕鯨のやり方、その古式捕鯨が現代捕鯨になってどのような変化を遂げたかを学ぶことができました。

こういった事前調査を行ってから万全の状態で授業を準備ができたところで、いよいよ特別授業開始となります。

授業は、できる限り講義形式ではなく、子どもに授業を自分事に考えてもらえるよう、可能な限りクエスチョン形式で、自分なりの答えを探してもらうような授業形態で行いました。

例えば、

恐竜たちが滅んだあと、古代のくじら達は、陸上生物として生活していたくじら達は、もう一度海に戻ることで、現代のクジラの姿に進化することになります。どうして、海に還ったのか、というのはまだまだ研究段階のことで、まさに答えのない答えが必要な問いですが、それまでに聞いたくじらの特徴などを考慮して子どもなりの答えを出そうと一生懸命考えてくれていました。

その答えについて、どうしてそのように考えたのかを聞き出し、評価し、今の最新研究や講師の考えなどをフィードバックする、こういった時間をどれだけ作るか、その答えに対して指導する大人がどうリアクションしていくかが、この探求学習のまさに醍醐味ではないかと思います。

この後、くじらの不思議な生態についてや、くじらと人間の関係、捕鯨の問題などくじらについて多岐にわたる内容を話しながら、子どもに考えてもらいました。講義が終わって子ども自身にも考えに変化が出てきたのか、じゃあ大本の哺乳類って何なんだ、とか、捕鯨って可哀そうだと思ってたけど、じゃあ豚を殺して食べることの違いって何なんだろうか、など、単なる調べ学習では到底解明できない、新たな謎が出ていたようでした。

こうした謎と向き合い、子どもなりの答えを探求し、発表する・・・

試験的な実施ではありましたが、子どもの今後の学びにも良い内容になったのではないでしょうか。

4.さいごに

試験的な実施で、いろいろと個人的な反省もあった今回の探求学習でしたが、こういった学びを提供したいと考えているのがまさに私たちであり、今後のサービスの提供の幅が広がる良いきっかけになりました。

提案してくれた子どもに感謝!

今後も、こういった子どもひとりひとりのやりたい!、知りたい!に向き合って、子どもたちとともにいろいろな探求学習に取り組んでいければと思います。

関連記事

PAGE TOP